こんにちは『プログラミングの王子様』編集部です!
レゴスクールって高いって聞くけど、実際いくらぐらいなんだろう?
2020年に小学校でプログラミング教育が必修化されたのを受けて、今、習い事としてのプログラミングが大人気。
特にロボットプログラミングやレゴプログラミングは遊びの延長でプログラミングを学習できる!と、注目を浴びています。
中でもレゴを使ったレゴプログラミングは、馴染みのあるレゴが教材になっているということで検討している方も多いかと思います。
でも調べてみると…レゴスクールの公式サイトでは費用がわからない!カリキュラムが複雑!とモヤモヤが増えてしまうのではないでしょうか。
この記事では、プログラミング教室のレゴスクールについて、費用やカリキュラムを調べてまとめましたので、レゴスクールを検討中の方はぜひ参考にしてくださいね!
レゴスクールの料金・月謝は高い?
それでは早速、レゴスクールの諸費用について見ていきたいと思います。
レゴスクールでは、入会金、教材費、ワークブック代、月謝が必要となります。
教室によって多少違いがあるようですが、イメージがわくように具体的な金額を出しますね。
レゴスクールの具体的な費用(初期費用&月謝)
以下は、東京の自由が丘校で「ワールド・コーディング」コース(小2・3年対象)を受講した場合の費用です。(金額はすべて税込表示)
入会金 | 22,000円 |
教材(レゴプログラミングキット) | 61,248円 |
ワークブック (テキスト) | 5,500円 |
【初期費用合計】 | 88,748円 |
月謝(授業料) | 13,750円 |
【月額費用合計】 | 13,750円 |
ワールド・コーディングコースは、1回60分のコースが年間42回開催され、最長2年間受講できます。
年間42回なので、基本的に週1(月4回)のコースとなります。
使用する教材は「レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライム」。2020年に販売開始の新しい教材を使用した新しいコースです。
レゴスクール各費用の詳細(料金表あります)
それぞれの費用について詳細を説明します。価格はすべて税込表示です。
価格は教室によって違いがあったり、変更されたりすることもあります。
入会金
レゴスクールの入会金は、教室によって異なります。
都内で調査したところは「22,000円」でしたが、「11,000円」のところもあるようです。
入会キャンペーンなどで半額になることもあります。
教材費
教材費は、レゴキット(セット)の料金です。コースによって指定教材は異なります。
例えば、「コードクリエイター」では「レゴ® WeDo2.0」が指定教材となっていて、その価格は「31,240円」です。
「ワールド・コーディング」では「レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライム」が指定教材となっていて、その価格は「61,248円」です。
色々なコースがある中で、ワールド・コーディングの教材費が一番高いです。けれどもこのコースは2年間のプログラムで、教材も2年間使用しますので、1年あたりの教材費としては他のコースと(主に3万円台)と変わりません。
教材と言っても市販されているレゴのプログラミングキットなので、レゴスクール終了後も自宅で使い続けることができます。
価格としては、市販価格との差はなく、特にレゴスクール特別値引や割引などはされていない価格です。
ワークブック
ワークブックは、授業で使用する教科書的なテキストです。
コースによって使用する冊数などに違いがありますが、ワークブック代はだいたい一律で「5,500円」となっています。
月々テキスト代がかかるシステムではなく、最初にまとめて購入するパターンとなります。
月謝
レゴスクールの月謝は教室やコースによって異なります。
都市部の教室の場合、未就学児コースが「10,450円」、小学生のコースが「13,750円」、という感じです。
レッスン時間は50~60分、週1回(月4回)の月謝となります。
料金表
東京の自由が丘校、2021年度コースの料金表がありますので、ご紹介します。
赤枠で囲まれている部分が、レゴプログラミング(WeD02.0やSPIKEプライムが教材となっている)コースです。
リスト左端の大きな数字は対象年齢を表しています。
教室によって提供コースや内容、価格は異なる場合があります。詳細は各教室へお問い合わせください。
レゴスクールの月謝は高額? 実は相場範囲内
レゴスクールの費用や料金について詳しく見てきました。
続いて、はたしてこの金額は高いのか?検証してみたいと思います。
月謝
まず、月謝について。これは月額「13,750円」です。1年間(12か月)、42回(1回60分)の授業として、1時間あたりの金額を計算すると、「3,929円」となります。
ロボットプログラミング教室の月謝の相場は、1時間あたり3千円~4千円なので、レゴスクールの月謝は相場と比較して相場の範囲内と言えるかと思います。
小学生の他の習い事と比較すると月額1万円を超えるのは…と感じるかもしれませんが、プログラミング教室としては決して高額ではないです。
入会金
次に、入会金を見てみましょう。こちらは「22,000円」です。
プログラミング教室の入会金は1万円台が主流なので、ちょっと高いな、という印象です。
体験レッスン当日に入会の場合は50%オフ、といったキャンペーンがタイミングによっては開催中だったりするので、そうしたチャンスを上手に利用したいところですね。
教材費
一番インパクトがあるのは教材費でしょうか。
進級し、コースが変わるごとにかかる3~6万円…中々の金額です。
高めの入会金とあいまって、「ワールド・コーディング」コースで入会する場合、初期費用と月謝で初月の支払いが10万円を超えてしまいますね。
でも実は、教材費が高額なのは、ロボットプログラミング教室あるあるです。
レンタル制度などを導入している教室もありますが、最初に自分専用のキットを購入してください、というシステムの所は、そのキット自体が高額なので初期費用がどうしても高くなってしまうのです。
レゴスクールでは毎年進級があり教材の買い替えが必要ですが、その教材はコース終了後も自宅で長期間遊び学べるものなので、レゴ好きファミリーにとっては十分元が取れるものなのではないかと思います。
まとめ
レゴスクールは高い!とよく言われますが、高いのは初期費用のみです。
1時間当たりの授業料は、プログラミング教室の相場範囲内となっています。
初期費用を高くしている要因①の入会金は、キャンペーンなどを利用すると半額にできることがあります。
要因②の教材費は、ロボットプログラミング系の教室に必要な教材費と比較すると決して高いものではありませんし、自宅で使い続けられるレゴのキットなので無駄な出費ではないです。
具体的な価格については教室や時期によって変動しますので、興味のある方はお近くの教室で確認してくださいね!
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レゴスクールのカリキュラムは?
レゴスクールの公式ホームページを見ていると、そのカリキュラムの細かさに驚くかもしれません。
レゴスクールのコースは学年別全9種類
レゴスクールは、基本的に学校と同じように学年毎のコースがあり、「年度」で受講コースが変わります。
未就学児向けもあるので、小学生用と合わせると全体では9つのコースにわかれています。
一瞬コースが多くて戸惑うかもしれませんが、全てがプログラミング系のカリキュラムというわけではありません。
レゴスクールのプログラミング系は4コース
小学生がプログラミングを学習するコースは、以下の4種類に絞られます。
コース名 | 学年 | 授業時間 | 内容 |
---|---|---|---|
コードクリエイター | 小1・小2~ | 50分 | 「レゴ® WeDo 2.0」と専用アプリ(ブロックプログラミング)を使用。ストーリー仕立てのプロジェクトに取り組むことで、問題解決力・論理思考力・創造力・表現力などを養う。 |
WeDo スクラッチアカデミー | 小2・小3~ | 90分※ | 「レゴ® WeDo 2.0」とビジュアルプログラミング言語「Scratch」使用。ScratchのアニメーションとWeDoを連動させながら、課題を解決。オリジナルのゲームやデバイス、架空の生き物を作り上げる。 |
ワールド・コーディング | 小2・小3~ | 60分 | 2020年発売の新教材「レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライム」を活用し、実社会で活躍するテクノロジーの仕組みや機能を探究し、そこでの課題を発見し、解決する。 |
ワールド・ロボティクス | 小3・小4~ | 50-60分 | 「レゴ® マインドストーム® EV3」を使い、自律型のロボットデザインとプログラミングの基礎を習得。ロボティックスを通じて論理的思考力、創造的問題解決力を育む。 |
レッスン回数は年間42回となっています。つまり、週1、月4回ペースです(※スクラッチアカデミーのみ、半分の年間21回、隔週ペースです)。
ワールド・コーディングとワールド・ロボティックスは最長2年間通えるコース設定になっています。
この他、ワールド・ロボティックス修了者(小5~)向けにロボティックスのコースもありますが、受講できる教室は限定的です。
【教室によって提供コース・内容は異なる場合があります。詳細は各教室へお問い合わせください。】
費用を抑えてレゴプログラミング教育をする方法は?
これまでレゴスクールの費用やカリキュラムを見てきました。
やっぱり高いな、通うのは難しいな、と思ったら、自宅学習を検討してみてはいかがでしょうか。
レゴスクールで使用している教材は、市販もされています。教材を購入すれば、自宅でもレゴプログラミングに取り組むことができるのです。
また、通信教育でレゴプログラミングを学ぶこともできます。受講料はかかりますが、教室型と比較するとかなり価格をおさえられます。
ここでは費用が低い順に3つの方法をご紹介します。(価格はすべて税込表示、2021年5月時点のものです)
レゴプログラミングキットの基本セットを購入する|正規代理店
レゴプログラミングのキットには、様々なセットの種類がありますが、基本セットというのが一番低コストです。
基本セットといっても、ブロックのみではなく、専用のアプリをダウンロードしてプログラミング学習が可能です。
このアプリには、プロジェクト(課題)も含まれるので、それにそって学習をすすめることができます。
並行輸入品がAmazonで販売されていることもありますが、おすすめはレゴの正規代理店での購入です。
レゴエデュケーションの正規代理店はこちらから確認できます。
レゴスクールで使用しているレゴエデュケーションのキット(基本セット)をネット購入した場合、価格相場は以下の通りです。
- レゴ® WeDo 2.0 : 3万円前後
- 教育版レゴ® マインドストーム® EV3 : 7万円弱 (廃盤予定)
- レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライム : 6万円強
まさに、レゴスクールの教材費のみ、といった価格帯です。
これを購入し、自宅学習に取り入れるのが、価格的には一番お手頃です。
レゴプログラミングキットのテキスト付(家庭学習セット)を購入する|アフレル
自宅学習を進める際の指針が必要、もうすこしちゃんとした学習カリキュラムにのっとって進めたい、という場合にオススメなのは、テキスト同梱型のキットです。
レゴエデュケーションの正規代理店、Afrel(アフレル)では「ロボット・プログラミング家庭学習セット」を販売しています。
価格は以下の通りです。
- レゴ® WeDo2.0 for home by アフレル:38,280円
- レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライム for home by アフレル:74,800円
家庭学習セットには、テキストブックの他、学びを助けるシートやシール、保護者向けのサポートガイドなどが含まれます。
こうしたテキストに添って、プログラミングを体系的に学ぶことができます。
価格的にはレゴスクールの教材費+ワークブック代+α、という感じですね。
レゴプログラミングの通信教育講座を受講する|Z会
レゴプログラミングを家庭に導入したいけれど、保護者が指導するのはちょっとキツイ!遊びではなくしっかり学びとして取り組ませたい!という場合は、通信教育という選択肢もあります。
通信教育大手のZ会には、オリジナルのテキストを使用した「Z会のプログラミング講座 with LEGO® Education」というコースがあります。
基礎編、標準編、それぞれ1年、合計2年分のコースがあり、基礎編は「レゴ® WeDo2.0」、標準編は「レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライム」が教材となっています。
レゴスクールでいうところの「コードクリエイター」と「ワールド・コーディング」に相当するかと思います。
価格は以下の通りです。
毎月払い | 12カ月一括払い | 教材費 | |
---|---|---|---|
基礎編 | 5,500円/月 | 56,100円/年(1カ月あたり:4,675円) | 「レゴ® WeDo2.0」 22,000円(初回のみ) |
標準編 | 6,160円/月 | 62,832円/年(1カ月あたり:5,236円) | 「レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライム」 44,000円(初回のみ) |
例えば基礎編を12カ月一括払いした場合、月々の受講料は「4,675円」となり、レゴスクールの「13,750円」と比較するとほぼ1/3の価格となります。
また、教材のレゴキットがZ会特別価格となっていて、「レゴ® WeDo2.0」は「22,000円」。これはレゴスクールの「31,240円」と比較すると、およそ3割引の価格です。
中々リーズナブルなのではないでしょうか。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
自宅でできるレゴプログラミングについて、魅力やキットの選び方の詳細は以下の記事をご覧になってください。
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