小学生向けプログラミング

【小学生向け】自宅でできるレゴプログラミングの魅力とは?

こんにちは『プログラミングの王子様』編集部です!

ママ

LEGO大好き親子です♡レゴのプログラミング教室を探してみたけれど近くになさそうです。オンライン教室も考えたけれど、思ったより費用が高くて。自宅学習でレゴプログラミングって、できますか?

プログラミング教室のフライヤーがポストインされるのを見るたびに、「うちの子これ絶対好きだわ」「見せたらやりたいって言うんだろうな」「それにしても教材費が高い!」「月謝も高い!」と悩める方は多いのではないでしょうか。

オリジナルのブロック(ロボット)キットを採用しているプログラミング教室もありますが、オリジナル以外ではレゴのプログラミングキットがダントツで使われている率が高いです。

実は小学校の3割でもプログラミング教材としてレゴのキットが導入されているとか。

そんなレゴのプログラミングキット、個人でも買えるの?自宅学習で使えるの?と疑問に思っている方へ。結論から言うと…買えます!使えます!

この記事では自宅でできるレゴプログラミングの魅力やその方法、キットの選び方を解説します。

それでは早速、レゴプログラミングキットの魅力から見ていきましょうー!

レゴプログラミングを自宅学習で取り組む魅力とは?

日本では1960年代から販売されているレゴブロック、子供から大人まで楽しめるブロックの代表格として日本社会に浸透しているといっていいのではないでしょうか。

私自身子供の頃遊びましたし、現在の我が家でも活躍しています。

そんなレゴを作っているレゴ社の教育理念って聞いたことありますか?それは

“Playful Learning” – 遊びながら学ぶ

“Hands-on Learning” – 作りながら学ぶ

です。レゴで遊びながら学ぶ、レゴを組み立てながら学ぶ。それは、今、日本の教育改革のなかで注目を浴びているアクティブラーニング「主体的・対話的で深い学び」という考え方に通じる理念でもあります。

レゴのプログラミング教材も、この教育理念にのっとって開発されています。

レゴプログラミング教材なら、遊びながら、作りながら、プログラミングを学ぶことができちゃうということです!

他にも様々な魅力がつまっている自宅レゴプロ学習。具体的にどんな魅力があるのか、さっそく見ていきましょう~。

好きな時にじっくり取り組める

レゴプログラミング、あるいはロボットプログラミングを学習するといえば、代表的なのはプログラミング教室やロボット教室に通うことだと思います。

そして実はこれらの多くの教室では、通う頻度が隔週(月に2回)なことが多いです。

月に2回だけ?-そうなのです。月2です。

レゴにハマる系の子には物足りないですよね…

自宅学習であれば、好きな時間に好きなだけ取り組むことができます。

どんどん頭に浮かんでくるアイデアを次々に自分の手で形にしていくことができます。

動きを制御するプログラミングの試行錯誤も、納得がいくまで取り組むことができます。

レゴプログラミング関係のクチコミを見ていても「2時間以上黙々と作業している」「暇を見つけてはプログラミングしている」と、子供の熱中ぶりが伝わってくる声が多いです。

子供の知的好奇心や創造力に任せて、じっくり取り組めるのは自宅学習ならではですね!

家族で楽しみながら学び合える

レゴは、大人になってからも楽しめます。大学や社会人サークルがあったり、テレビ番組で王座決定戦などが開かれていることからもその熱中ぶりがわかります。

レゴプログラミングも、子供だけではなく、大人も楽しめる教材になっています。

その理由の一つには、遊び方・学び方が限定されていないところにあるかと思います。

自分が作りたいものをつくり、動かしたいように動かす。

子供ひとりでももちろん取り組むことができますが、親子で、兄弟で、アイデアを出し合いながら共同作業するということは、まさにアクティブラーニング

より一段深い学びが可能となることでしょう。

プログラミング学習を小学校時代に経験していない世代の家族も一緒にとりくむことで、プログラミングに対する理解が深まりますし、自分自身の勉強にもなりますよ!

また、子どもの成長をすぐそばで見守ることができるのも、実はうれしいポイントだったりしますよね。

実践的プログラミング言語を学習できる

レゴのプログラミング教材は、子供の発達段階や学習状況に合わせて学べるように、いくつかの種類があります。

小学校高学年から中高生になっても使える「レゴ® マインドストーム® EV3」は、初心者向きのビジュアルプログラミングだけではなく、「Python」「C言語」「Java」「mRuby」といったテキストベースの本格的な言語でも動かすことができます。

これらの言語は、実社会のソフトウエアやアプリ開発などで使用されているものなので、とても実践的。習得すれば「手に職」をつけたと言っても過言ではないでしょう。

入り口は遊び、でも極めたければ極められる、そういう学びの世界を提供してくれるのがレゴプログラミングなのです。

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自宅学習でのレゴプログラミングの流れとは?

レゴのプログラミングキットにはいくつか種類がありますが、基本的な学習の流れは共通しています。

自宅でレゴプログラミングを導入するにあたって、どんな感じで学びが進むのかイメージしたい方もいると思うので、以下でそれぞれのステップを解説します。

それでは、順番に見ていきましょう!

1.ソフトウエアをダウンロード

まず最初に、該当するレゴプログラミング用のソフトウエア(アプリ)をダウンロードします。

レゴプログラミングのキットは、作品を「動かす」部分だけではなく「作り方」なども全部アプリを参照して進めるので、アプリの準備が必要となるのです。

家庭学習用に組まれた「for home」シリーズのキットはワークブックも同梱されているのでワークブックを見ながら組み立てることもできます!

対応OSは基本的にWindowsとMac、場合によってはiOSやAndroid、Chromebookなども使えます。

スマートフォンで動くものもありますが、見やすさ、プログラミングのしやすさ、を考えると、画面の大きいタブレットやPCの使用がおすすめです!

2.ブロックの組み立て

ステップ1でダウンロードしたソフトウエア(アプリ)を参照しながらレゴを組み立てます

ワークブック付属のキットの場合はワークブックの中にも組み立て方法が記載されています。

小学校低学年の子供でも組み立てやすいように、アプリの場合は色々な角度から確認できたり、ワークブックの場合はブロックの実物大のイラストが使われていたりと、工夫されています。

アプリの画面イメージはこんな感じです(WeDo2.0)。

ワークブックのイメージはこんな感じです(WeDo2.0)

出典:Afrel

3.プログラミング

ステップ2で組み立てたブロックの動きを、ステップ1でダウンロードしたソフトウエア(アプリ)上でプログラミングします。

キットによってプログラミングの方法は異なります。

レゴブーストブロックプログラミング
WeDo2.0ブロックプログラミング
SPIKEScratchベース(ビジュアルプログラミング)
「Python」(テキストプログラミング)も可能
マインドストーム
EV3
ブロックプログラミング
「Python」「C言語」「Java」「mRuby」(テキストプログラミング)も可能

ブロックプログラミングは、ブロック型のアイコンをドラッグアンドドロップでつなげていく方式のプログラミングです。直感的に操作が可能なので、未就学児でも取り組むことができるプログラミング手法です。

テキストプログラミングは英単語をつなげて記述するタイプのプログラミングなので、キーボード操作が必要となります。より実践的、本格的なプログラミングが可能となります。

4.レゴ作品とデジタル端末を接続

レゴで組み立てたロボットと、プログラミングをしたソフトウエア(アプリ)がのっているデジタル端末は、基本的にワイヤレス(Bluetooth)で接続します。

キットによってはUSBの有線接続やWi-fi接続が可能なものもあります。

5.レゴ作品を動かす

ソフトウエア(アプリ)からプログラミングを実行して、レゴ作品を動かします。

プログラミングの内容が、レゴ作品の動きとして「見える化」されるところがレゴプログラミングの良いところですね!

わかりやすさはもちろんですが、レゴ作品という実態があるので試行錯誤(いわゆるデバッグ作業)が苦ではないというか…

レゴプログラミング中の子供の様子を見ていると、間違ったプログラミングで作品が変な動きをしたときに、けっこうウケています。

「なんでー!」と笑いながら「どこが違うんだ??」と主体的に見直し作業に取り組んでいます。

変な動きから、新たな作品のヒントを得ているときもあります。

ああ、これはまさに「遊びながら学ぶ」「作りながら学ぶ」だなぁ、と実感する瞬間です。

自宅学習用レゴプログラミングキットの選び方とは?

レゴプログラミングとひとくくりにされがちですが、実はキットを出している主体が「レゴエデュケーション」「レゴジャパン」の2社があります。

それぞれどのような特徴があり、違いがあるのか説明します。

教育版(学習教材) vs 玩具(おもちゃ)

レゴエデュケーションから出ているものは、学校教材に導入されることも多く、「学習」をメインに開発されています。

一方、レゴジャパンから出ているものは、どちらかというと「遊び」に重点がおかれていて、販売網も「玩具(おもちゃ)」枠だったりします。つまり、AMAZON、楽天、家電量販店、等で購入できます。

学習教材として出ているものは、学校での利用が想定されているので、頑丈な収納が付属していたり、複数人で共同作業がしやすい量のブロックが同梱されていたりといった特徴があります。

玩具(おもちゃ)として出ているものには収納の付属はありませんし、ブロックの量も子供一人で遊ぶことを前提にされているので、結果として学習教材よりも価格設定が低いです。

まとめると、こんな感じです。

教育版(学習教材)玩具(おもちゃ)
購入方法正規代理店AMAZON、楽天、家電量販店、おもちゃ屋さんなど
収納ケース付属します付属しません
主要用途学習>遊び遊び>学習
価格高価格帯教育版よりはお手頃
キット例レゴ® WeDo 2.0
教育版レゴ® マインドストーム® EV3
レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライム
レゴ®ブースト クリエイティブ・ボックス

レゴ®ブースト ドロイド・コマンダー

玩具版のレゴ® マインドストーム® EV3もあるのですが、こちらは既に国内での販売が終了しています(並行輸入盤は現在もAmazonなどで取り扱いがあります)。教育版のEV3も廃盤予定となっています。

自宅でレゴプログラミング学習を進める場合にはどのキットが良いのでしょう?

以下でオススメをご紹介します。

気軽にはじめるなら【おもちゃ】BOOSTシリーズ

出典:LEGO.com

おもちゃとして販売されているレゴプログラミングキットは「BOOST(ブースト)」という名前がついています。

現在、5種類のロボットの製作が可能な「クリエイティブボックス」とスターウォーズの世界を楽しめる「ドロイド・コマンダー」の2種類が出ていますが、プログラミングの導入としてオススメなのは「クリエイティブボックス」です。

「ドロイド・コマンダー」はスターウォーズ好きな子にはぴったりかもしれませんが、対象年齢が8歳以上、と少し組み立て難易度があがり、制作可能なロボットが限定され拡張性に乏しいので、教育効果的には対象年齢7~12歳の「クリエイティブボックス」に1票、という感じです。

「クリエイティブボックス」はおもちゃとはいえ、5種類のロボットが制作でき、60種類の動きを組み合わせてプログラミングが可能なので、プログラミングの導入に最適かと思います。

しっかり学習したいなら【教育版】テキスト付シリーズ

学習カリキュラムにのっとってしっかり学習を進めたい場合は、レゴエデュケーションから出ているキットがオススメです。

小学校低学年の場合は「レゴ® WeDo2.0」(画像左)、高学年の場合は「レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライム」(画像右)、という選択になるかと思います。

教育版レゴ® マインドストーム® EV3」(画像中央)は廃盤予定なので、これからの導入にあえて推すことはしませんが、このカラリングが好みだとか、本格的なロボティックスを学びたいだとかいった場合の選択肢としてはありかと思います。

また、それぞれのキットの中でさらに色々なセットが存在しますが、家庭学習でおすすめなのはテキスト付きです。

たとえば、Afrel(アフレル)というレゴエデュケーションの正規代理店が「for home」シリーズとしてオリジナルのワークブック同梱バージョンを出しています。保護者向けのサポートガイドがつくのも嬉しいポイント。

ワークブックに添ってロボット制作に取り組んでいるうちに、スモールステップで知識が増えていくので、家庭学習にぴったりです!

家庭学習したい、でもサポートが欲しいときは?

ここまで家庭学習におすすめのレゴプログラミングキットを見てきました。

キット購入だけではじめられる家庭学習は費用面で魅力ですが、子供が効果的に学習を進めていくにはサポートも大事だな、親だけで見ていくのは大変だな、という場合もあるかと思います。

そんなときにはサポート付きの教材や通信教育が強い味方になってくれます。

ノジマプログラミング教材(サポート付)

家電量販店のノジマが運営している「ノジマパソコンスクール」では、家庭学習用教材シリーズとして、レゴの「WeDo2.0」と「SPIKEプライム」のセットを販売しています。

オリジナルの教材が付属するほか、解説動画があったり、わからないことはオンラインサポートで直接先生に質問できたり、家庭学習がスムーズにすすむよう万全なバックアップ体制が敷かれています。

面白いな、と思ったのは、母体がパソコンスクールなので、近くに教室があればその教室でも質問を受け付けてくれる、というところです。駆け込み寺的な。なんと心強いサービス!

もう1点、保護者向けのサポートとして、学習の見守り方法や声掛けの相談にも乗ってくれるというところもいいな、と思いました。

かゆいところに手が届くというか、家庭学習のことを本気で考えてくれているのだなぁ、と思わずにはいられない教材です。

Z会プログラミング講座(通信教育)

通信教育大手のZ会には「Z会プログラミング講座 with LEGO® Education」というコースがあります。

「WeDo2.0」を教材にした基礎編、「SPIKEプライム」を教材にした標準編、の2コースがあるので、子供の年齢や学習状況に合わせて選べます。

テキストはZ会オリジナルのもので、学校の教科(算数や理科)とリンクさせた学習ができたり、ドリル形式で知識の定着がはかれたりといった、Z会ならではの工夫が満載です。

講座受講者向けにレゴプログラミングキットの販売もあり、Z会特別価格(3-5割引き)で購入できるようになっているのは助かりますね!

Z会のプログラミング講座については、当ブログ内にも解説記事がありますので、ぜひ参考にしてください。

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