小学生向けプログラミング

【小学生の習い事】どのプログラミング教育がおすすめ?徹底解説!

こんにちは、『プログラミングの王子様』編集部です。

ママ

子供がプログラミングを習いたいって言うんだけど。
色々ありすぎてわからない💦
子どもに合った方法が知りたいー!

2020年に小学校でのプログラミング教育が必修化されました。その流れを受けて、習い事としてもプログラミング教育に注目が集まっています。新しい教室ができたり、学習塾にプログラミングコースが新設されたり、選択肢が増えてきました。

選択肢が増えるのは良いことですが、いったいどこで学ばせればいいのか?何を学ばせればいいのか?悩みも同時に増えてしまいますね。この記事では、そうした疑問を解消するべく、習い事としてのプログラミング教育を解説していきたいと思います!

プログラミング教育の種類

プログラミング教育とひとことでいっても、その学び方や学ぶ内容は色々あります。ここでは、まず学習の方法について、続いて学ぶ内容について、それぞれどのような分類があるのか解説します。

学習方法の分類(家庭学習・通信教育・教室)

小学生が学校以外でプログラミング学習を進める方法には、例えば以下のようなものがあります。

  • 家庭学習
  • 通信教育
  • 教室・通塾
  • オンライン(リモート)

通信教育は、毎月送られてくる教材に取り組むイメージです。オンラインは先生との授業をリモートで受けるイメージです。

通信教育にしても、教室やオンラインにしても、運営母体がプログラミング専門の場合と、既存の学習塾や教育機関といった場合と、二つのパターンがあります。

  • 専門の教室
  • 既存の教室(学習塾・通信教育)

専門の教室の例で言えば、エジソンアカデミーCrefus(クレファス)などがあります。

既存の教室の例でいえば、Z会個別教室のトライなどがあります。

学習内容の分類(ロボット・アニメーション・論理的思考)

プログラミング学習と聞いて、パソコンにむかってカタカタと英文の文字をタイピングするような様子を思い浮かべるかもしれません。けれども小学生のプログラミング学習でそうしたプログラミングを学ぶのは少数派です。実際には、小学生にとって身近な題材が教材になることが多いです。例えば以下の通りです。

  • アニメーション・ゲーム制作
  • ロボット制作
  • プログラミング概念

アニメーションやゲーム制作はパソコン、タブレット、スマートフォンといったデジタル端末上で行います。ビジュアルプログラミング言語を使用し、イラストを動かすことでアニメーションやゲームを作ります。

ロボット制作は、ブロックや専用のパーツでロボットを組み立て、タブレットなどのデジタル端末上でロボットの動きをプログラミングする、というのが基本です。この場合も使われるのは主にビジュアルプログラミング言語です。

上記は学習者が何かしらの作品をつくるパターンですが、それ以外にプログラミングそのものを学ぶケースもあります。デジタル端末上や印刷物(ドリルなど)で、クイズに答えるような形式、あるいはゲームをクリアしていくような感覚でプログラミングの概念を習得していく方法です。こうした方法でも、プログラミング的思考(論理的思考)は鍛えられます。

おすすめパターン(子供の興味、特性に合わせて)

学習方法については、コツコツ学習を進めていきたい場合は通信教育、周りから刺激を受けて頑張るタイプは教室受講、集中的にガーっと進めたい子は家庭学習がおすすめです。

学習内容については、もともとレゴなどのブロック遊びが好きな子にはロボットプログラミング、お絵かきが好きだったり自分でゲームを作りたい子にはアニメーション・ゲーム作成、クリエイティブな作業よりドリルなどに取り組むのが得意な子にはクイズ形式の課題がおすすめです。

家庭学習については当ブログ内記事でも具体的な方法を解説しているので興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

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以上が、小学生のプログラミング教育について、どのようなものがあるかの分類となります。これらが組み合わされてプログラミング学習やプログラミング教室があるので、続いてはそのいくつかについて、具体的な学習方法をご紹介します。

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ロボットプログラミング

ロボットプログラミング教室では、ロボットキットがメインの教材となります。ロボットを自分の手で組み立て、それをプログラムで動かす、という学習方法です。

教室受講が可能なロボットプログラミング教室には、エジソンアカデミーヒューマンアカデミージュニアロボット教室があります。どちらもオリジナルのロボットキットを採用していて、小学校低学年から高学年までじっくり学べる体制がととのっています。

メリット|取り組む際のハードルが低い

ロボットプログラミングの最大のメリットは、教材が魅力的で子供の意欲を引き出してくれるところにあります。馴染みのあるブロックで、まずロボットを作る、それからプログラミングをする、という手順なので、低学年でも取り組みやすい内容となっています。

他にも以下のようなメリットがあります。

  • キットを組み立てるので手先の器用さなどはあまり関係なく取り組める
  • 作成したロボットが完成品として残るので達成感がある
  • ロボットの動きや仕組みを通して算数や理科の学習ができる

デメリット|教材費(初期費用)が高い

ロボットプログラミングのデメリットは、ロボットキットが高額なので初期費用がかかるところです。また、万一子供がハマらなかった場合、すぐに飽きてしまう可能性もあります。ロボットキットによって製作可能なロボットやカラリングなど、かなり違うので、子供の好みに合ったものを選ぶといいかもしれません。

多くのロボットプログラミング教室で無料の体験授業などやっているので、ぜひそうした機会を有効に使って子供とロボットとの相性を見極めてくださいね!

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レゴプログラミング

ロボットプログラミング教室の中には、レゴのロボットキットを教材としているところがあります。レゴ大好きな子にぴったりのプログラミング教室となります。

教室受講型でいえばCrefus(クレファス)LITALICOワンダー(りたりこワンダー)のロボットクリエイトコースがレゴを採用しています。

通信教育では大手の『Z会』がレゴを使用したオリジナルのプログラミング講座『with LEGO® Educationを提供しています。また、個人で購入することもできるので、家庭学習としてもオススメです。

メリット|身近なレゴで学べる

先述のロボットプログラミングと同様のメリットがあります。また、それに加えて、教材が馴染みのあるレゴということで、遊びの延長としてプログラミングを学べるという気楽さ、気軽さ、もあります。既に家庭内でレゴ遊びをしているような場合、それらと組み合わせて学ぶこともできます。

デメリット|教材費(初期費用)が高い

ロボットプログラミング全般に言えることなのですが、ロボットキットが高額なので初期費用がかかります

プログラミング教室オリジナルのロボットキットは長期間利用可能な場合がありますが、レゴは低学年用のLEGO®エデュケーションWeDo 2.0、中学年以降向けのLEGO®マインドストーム®EV3、とレベルに合わせたキットが開発されているので、教室や学習を始めるタイミングによっては途中でキットを買い替える必要がでてきます。その場合、教材費はさらに高額になります。

また、プログラミングでロボットを動かすところまで到達せずにレゴを組み立てることばかりに注力してしまうケースもあるようなので、ある程度勉強であることを意識して取り組むといった工夫も必要かもしれません。

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ビジュアルプログラミング [Scratch/Viscuit]

ロボット制作を伴わないプログラミング教室では、タブレットやPCを使ってアニメーションを作ったり、ゲームを作ったり、ということに取り組みます。

主に「ビジュアルプログラミング言語」という、ブロック状になった命令を組み合わせてプログラムをつくる方法が使われています。この言語は文字を打ち込むのは最小限で、基本的にドラッグ&ドロップの操作でプログラミングをするので、低学年でも取り組みやすいプログラミング方法です。

小学校でのプログラミング学習に取り入られることが多いのも、このビジュアルプログラミング言語です。

教室ではLITALICOワンダー(りたりこワンダー)のプログラミングコース、プログラミングキッズのオンライン校などで学べます。

通信教育では『Z会』のプログラミング講座 with Scratchや、『進研ゼミ』のプログラミング講座などがあります。

また、自宅学習でも、タブレットやPCがあれば無料のビジュアルプログラミング言語(ScratchやViscuitなど)を使ってプログラミングを学ぶことができますので、気軽に試すことができますね。

メリット|初期費用が抑えられる

ビジュアルプログラミングはロボットやレゴといった高価な教材は使わないので、比較的費用が低くおさまるというメリットがあります。

タブレットなどデジタル端末は必要ですが、プログラミング言語自体は無料で使えますし、ネットや本などで学習関連の情報が入手しやすい点も、家庭学習に取り入れる場合の利点になるかと思います。

他にも以下のようなメリットがあります。

  • 音楽やアニメーション、ゲームなど、多方面の興味に答えることが可能
  • タブレットは持ち運び安いので色々な場所で学習することが可能
  • デジタル端末上で操作が完了するので試行錯誤しやすい
  • 自分の作品をシェアできるサイトなどもあるのでコミュニケーションが広がる

特にScratchは小学生で学習している人が多く、NHKのEテレで番組があったり、コンテストがあったり、家庭学習者でも他のユーザーを意識しながら楽しく学べるのではないでしょうか。色々な課題に取り組めるので、夏休みの自由研究にも導入しやすいかと思います。

デメリット|モチベーションの維持が難しい

ロボットプログラミングと比較するとすべてが画面上で完結するので手軽ではあるのですが、反面、モチベーションの維持などが難しくなる可能性がデメリットとして考えられます。

ロボットのように実態のある作品を制作する、しかも徐々に難しいロボットに挑戦する、というのとは異なり、絵を動かしたり音を鳴らしたりを設定(プログラム)するだけといえばするだけなので、飽きさせない工夫や上達の実感が得られる工夫が必要かな、と思います。

家庭学習では中々難しいかもしれませんが、プログラミング教室によってはそのあたりをしっかりフォローしてくれるカリキュラムを用意しているので、公式HPや無料体験教室などで、年間予定やテキストを確認してくださいね!

また、プログラミング言語としてのデメリットには次のような点があります。

  • 複雑な処理は苦手
  • 検索、置換、などができず修正に手間がかかる

ビジュアルプログラミング言語は基本的にプログラムを学習するために開発された言語なので、実践的なプログラミングで使用する言語と比較すると自由度が低く使い勝手も異なります。しかしそれは学習しやすさを優先した結果なので、デメリットではありますが、学習者としてはそれほど気にする必要はないと思います。

自宅でプログラミング学習を検討される場合は、以下の記事も参考になると思いますので、ぜひ読んでみてくださいね。

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テキストプログラミング [本格的!Ruby/JavaScript/Python]

ビジュアルプログラミングはブロックを組み合わせるような操作なので小学校低学年から取り組みやすいですが、キーボードの操作でアルファベットの打ち込みができる子であれば小学生でも本格的なテキストプログラミング(コーディング)を学ぶことが可能です。

例えば、『プログラミングキッズ』では、中高生向けの教室『コードオブジーニアス』に小学生でも編入できる仕組みがあります。

また、『TECH ACADEMY(テックアカデミー)ジュニア』では11歳以上を対象に以下のようなより実践的なコースが設けられています。

  1. Webアプリコース

    Ruby(ルビー)というプログラミング言語を使用して、Webサービスの開発を学びます。
    Rubyはコードの記述が少ないため、比較的気軽に始められるのが特徴です。
    自分で作成したアプリがPCやスマートフォン上で起動できたら嬉しいですね!

  2. ゲームアプリコース

    JavaScript(ジャバスクリプト)というプログラミング言語を使用して、ゲームアプリをつくります。
    JavaScriptはWebサイトやスマートフォン、テレビなど、様々なデバイスで実際に使われています。
    ゲーム制作を通じて、そうした実践的なスキルが身に付くのは魅力的ですね!

  3. Pythonロボティクスコース

    Python(パイソン)というプログラミング言語を使用して、ロボット制御を学びます。
    PythonはAI(人工知能)やビッグデータといった最先端の分野で活用されていて、近年注目が集まっている言語です。
    大人でも学びたいと思っている技術者が多いPythonを小学生から学べるなんて、驚愕です!

本格的なプログラミングを学びたい、プログラミングを極めて将来役立つ技術を身に付けたい、といった場合はこうした上級コースのあるプログラミング教室に通うことをおすすめします。こうした教室では、講師の方が現役のエンジニアだったりするので、より実践的なプログラミングを学ぶことができます。

それぞれの教室について紹介している記事もありますので、合わせてご覧ください。

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プログラミングの習い事・まとめ

一口にプログラミング教育、プログラミング学習、といっても、何をどこで学ぶかによって内容には大きな違いがあります。

習い事として「プログラミング」という題材は、学校の授業の先取になるというだけでなく、自主性や創造性を育んだり、論理的思考を養ったり、教育的効果も大きなものです。

大切なのは子供が興味を持って楽しく学べることなので、ぜひ体験教室などで教室の様子を見たり、学ぶ内容との相性を確認したり、してくださいね!

当ブログ内にはプログラミング教室の比較記事などもありますので、合わせて読んでいただけたら嬉しいです。

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