こんにちは『プログラミングの王子様』編集部です!
レゴでプログラミング学習できるの?
レゴプログラミング教室っていくらくらいかな?
小学校でプログラミング教育が必修化されて、プログラミング学習が身近になりましたね!
習い事としてのプログラミング教室も、ずいぶん増えました。
プログラミング学習として人気なのはロボット制作を通じて学ぶロボットプログラミングとScratch(スクラッチ)などの言語を使ってアニメーションやゲームを制作するビジュアルプログラミング。
中でも、ブロック遊びとして馴染みのあるLEGO(レゴ)とモーターやセンサーなどの電子パーツを組み合わせてロボット制作をするレゴプログラミングは小学校の3割で導入されるなどの実績もあり、注目をされています。
この記事ででは、習い事としてレゴプログラミングをはじめたいな、と思っている方に、どのような方法があって、どのくらいの費用が必要か、解説していきたいと思います!
レゴプログラミング学習とは?特徴・効果
レゴプログラミングとは、レゴ社が出しているプログラミングキットのことをいいます。このプログラミングキットは以下の教材がセットになったものです。
- レゴブロック
- センサーやモーターなどの電子部品
- 電子部品を動かすソフトウエア
このレゴ社のプログラミングキットについて、レゴ社の教育理念と絡めてその特徴や効果を説明します。
遊びながら学ぶ|Playful Learning
今日本の教育は大きく変換しようとしています。いきなり主語が大きい話になってしまいましたが、小学校でプログラミング教育が必修化されたのも、実はこの流れの中のできごとのひとつです。
アクティブラーニング、という言葉を聞いたことがある方もいると思いますが、文科省では従来の詰め込み型、講義型の授業を見直して、「主体的・対話的で深い学び」を得られる機会をつくろうとしています。
人は遊んでいるとき、主体的です。あれをやりたい、こんなふうにやりたい、思うようにいかないときは工夫しよう、そういう遊んでいるときに頭がフル回転している感じ、それが学びだということなのです。
レゴ社の理念である「遊びながら学ぶ」はまさにこのコンセプトに通じています。子供が主体性を持って取り組める、遊びながらプログラミングが学べる、それがレゴのプログラミングキットなのです。
作りながら学ぶ|Hands-on Learning
「遊びながら学ぶ」と並行してレゴ社の理念として掲げられているのが「作りながら学ぶ」です。
自分の手でブロックを組み立てる、自分の作ったプログラムを動かすとその組み立てたブロックが目の前で動き出す。こうした実体験型の教材は「ハンズオン」と呼ばれます。
教科書、ノート、黒板、などからの学びとは異なり実体験を伴うので、より深く理解し、その理解が定着する、と言われています。
また、実体があることで、低学年でも楽しみながら直感的にプログラミングを学べる、そんなところもレゴプログラミングの良さですね。
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レゴプログラミング学習の方法とは?
前項目で見てきたように、レゴプログラミング教材は学習効果が高く楽しみながらプログラミングを学べる魅力的な教材です。
その教材で、具体的にどのように学習が可能なのか、説明します。
なにで学ぶ?|WeDo2.0 & SPIKEプライム
学習用のレゴプログラミングキットは、レゴエデュケーションから出ています。現在3種類のキットが展開されています。
- レゴ® WeDo2.0 [対象年齢7歳以上]
- 教育版レゴ® マインドストーム® EV3 [対象年齢10歳以上] ※廃盤予定
- レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライム [対象年齢10歳以上]
マインドストームは廃盤予定なので、これから学ぶとしたら「WeDo2.0」か「SPIKEプライム」の二択かな、と思います。
どちらもブロックと電子パーツを組み合わせてロボットを制作しますが、制作できるロボットや、そもそものブロックのカラー、セットされている電子パーツの種類や個数など、違いがあります。
また、プログラミングで使用するソフトウエア(アプリ)の難易度に差があります。
WeDo2.0は「ブロックプログラミング」といって、ブロック型のアイコンをドラッグ&ドロップでつなげてプログラミングをします。直感的な操作が可能で、未就学児~小学校低学年でも取り組みやすい手法です。
SPIKEプライムは、ビジュアルプログラミング言語のScratch(スクラッチ)がベースとなっています。こちらもドラッグ&ドロップで命令をつなげていけますが、ブロックプログラミングより複雑な処理が可能となります。また、SPIKEプライムはテキストプログラミング(Python)にも対応しているので、長く学び、いずれは本格的なプログラミング学習も、と考えている場合におすすめです。
どこで学ぶ?|教室・通信・家庭学習
レゴプログラミングは人気の教材なので、様々な形態のプログラミング教室・教育で採用されています。
- 通信教育
- 教室・通塾
- オンライン(リモート)教室
また、市販もされているので、キットを購入すれば、家庭学習も可能です。
どこで学ぶかによって、同じ教材を使ったとしても、かかる費用は違ってきます。以下では、教室に通う場合と、自宅で学ぶ場合それぞれについて、学習にかかる費用や月謝がどのくらいになるか、ご紹介します。
人気のレゴプログラミングだからこそ、選択肢がたくさんあります。子供や家庭に合った方法を選べるのは助かりますよね!
レゴプログラミング教室にかかる費用・月謝の目安とは?
レゴプログラミングを教室で学ぶ場合、基本的には低学年/初心者向けのコースはWeDo2.0を教材としていて、その次の段階のコースでSPIKEプライムを使うようになっています。コースが変わるタイミングで新たに教材を購入しなおす必要があります(教材レンタル可能な教室もあります)。
各費用の目安は以下の通りです。
- 入会金の相場:1万円~2万円
- 教材費の相場:3万円~6万円
- 月謝(月4回)の相場:1万5千円~2万5千円
教材費は、WeDo2.0が3万円前後、SPIKEプライムが6万円前後です。入会金と教材費が初期費用となります。
レゴスクール(LEGO)
「レゴスクール」は、レゴ社認定のインストラクターによる少人数レッスンが特徴です。学年によって受講可能なコースが分かれています。
カリキュラム
小学生でレゴプログラミングを学ぶ場合、以下の4コースがあります。
コース名 | 学年 | 内容 |
---|---|---|
コードクリエイター | 小1・小2~ | 「レゴ® WeDo 2.0」と専用アプリ(ブロックプログラミング)を使用。ストーリー仕立てのプロジェクトに取り組むことで、問題解決力・論理思考力・創造力・表現力などを養う。 |
WeDo スクラッチアカデミー | 小2・小3~ | 「レゴ® WeDo 2.0」とビジュアルプログラミング言語「Scratch」使用。ScratchのアニメーションとWeDoを連動させながら、課題を解決。オリジナルのゲームやデバイス、架空の生き物を作り上げる。 |
ワールド・コーディング | 小2・小3~ | 2020年発売の新教材「レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライム」を活用し、実社会で活躍するテクノロジーの仕組みや機能を探究し、そこでの課題を発見し、解決する。 |
ワールド・ロボティクス | 小3・小4~ | 「レゴ® マインドストーム® EV3」を使い、自律型のロボットデザインとプログラミングの基礎を習得。ロボティックスを通じて論理的思考力、創造的問題解決力を育む。 |
費用
レゴスクールでは、初期費用として入会金、教材(レゴプログラミングキット)費、ワークブック代が必要です。月謝は授業料のみです。
入会金は、教室により異なりますが、11,000円か22,000円のどちらかです。ワークブックは一律5,500円、教材費はWeDoの場合31,240円、SPIKEの場合61,248円です。
月謝は都市部の教室の場合、小学生向けコースは13,750円です。
価格は2021年5月現在、税込表示です。教室や時期によって変動がありますので、詳細はお近くの教室で確認してくださいね!
参考までに、小学3年生が東京・自由が丘校で「ワールド・コーディング」コースを受講した場合の具体的な費用を掲載します。
入会金 | 22,000円 |
教材(レゴプログラミングキット) | 61,248円 |
ワークブック (テキスト) | 5,500円 |
【初期費用合計】 | 88,748円 |
月謝(授業料) 60分授業 | 13,750円 |
【月額費用合計】 | 13,750円 |
レゴスクールについて、当ブログ内には以下の記事もありますので、合わせて読んでいただけたら嬉しいです。
リタリコワンダー(LITALICO)
リタリコワンダーは、クリエイティブな学習環境の提供に力を入れているものづくり教室です。生徒一人一人のカリキュラムがオーダーメイドされるという特徴があります。最近はオンラインでの受講も可能となりました。
ゲーム制作などのコースもありますが、レゴのプログラミング教材を使用しているのはロボットコースです。
費用
以下は、ロボットクリエイトコースを月4回、教室受講する場合の費用となります。
入塾金 | 16,500円 |
【初期費用合計】 | 16,500円 |
月謝(受講料) 90分授業 | 26,400円 |
【月額費用合計】 | 26,400円 |
月謝が高いですが、授業が子供に合わせたオーダーメイド、授業時間が90分と長め、といった理由があるかと思います。また、教室受講の場合は教材の購入が必要ないので初期費用が入塾金のみとなっています。
オンライン受講を希望する場合は、プログラミングキットの購入が必要なのでその分初期費用が高くなります(WeDoであれば27,720円)。一方、授業時間は60分と短いので、月謝が19,800円となります。入塾金の金額は教室受講と同じです。
リタリコワンダーについて、当ブログ内には以下の記事もありますので、合わせて読んでいただけたら嬉しいです。
クレファス(Crefus)
クレファスは、20年近くロボットプログラミング教育に特化して教室を運営している老舗プログラミング教室です。毎年LEGOの世界大会へ出場者を出している実力派の教室です。
コースは学年毎に分かれていて、小2まではレゴWeDo、小3からレゴマインドストームEV3を教材としています。
費用
コースや教室によってことなりますが、下記は小学校2年生まで対象のKicksコースという、レゴWeDoが教材のカリキュラムを受講した場合の目安です。
入会金 | 16,500円 |
ロボットキット代 | 30,000円 程度 |
【初期費用合計】 | 46,500円 程度 |
月謝(指導料) 50分授業 | 12,100円 |
教材費 | 1,100円 |
維持費 | 1,100円 |
【月額費用合計】 | 14,300円 |
今の所クレファスではSPIKEプライムを教材にしたコースがないので、WeDoを卒業したら次はマインドストーム、と、割と本格的なロボティックスに移行する感じになっています。
マインドストームもレゴのプログラミング教材で、世界的なロボットコンテストで使われているものでもあるので、そのような方面での活躍を目指している方、いずれは本格的にロボットプログラミングを学びたい方にオススメの教室です。
クレファスについて、当ブログ内には以下の記事もありますので、合わせて読んでいただけたら嬉しいです。
レゴプログラミング自宅学習にかかる費用の目安とは?
週に1回(月に4回)、教室に通ってレゴプログラミングを学ぶには、月謝が15,000~25,000円程度かかる、というところを見てきました。
講師から直接指導を受け、仲間と刺激し合いながら学ぶ教室受講は魅力的なのですが、通う時間が限定されたり、教室によっては自宅に教材を持ち帰ることができないなどのデメリットもあります。
費用を抑えたい、思う存分自宅で取り組みたい、という場合は、通信教育や家庭学習向けに販売されているキットを購入する、という方法もあります。
通信教育|Z会のプログラミング講座
通信教育大手のZ会には、プログラミング講座が3種類あります。その中の「Z会プログラミング講座 with LEGO® Education」というコースは教材にレゴプログラミングを採用しています。
コースは基礎編と標準編にわかれていて、基礎編はWeDo、標準編はSPIKEプライムを使います。
費用
下記はWeDoを使う基礎編の受講料です。
ロボットキット代 | 22,000円 |
【初期費用合計】 | 22,000円 |
月謝(受講料) | 5,500円 |
【月額費用合計】 | 5,500円 |
受講料12カ月一括払いの場合 56,100円 | 4,675円(1カ月あたり) |
入会金はかかりません。また、ロボットキット代もZ会特別割引価格になっています(レゴスクールでWeDoを購入すると31,240円なので、1万円近くお安い!)。
受講料も1年分を一括払いした場合は1カ月あたり5千円を切りますね。教室受講の相場と比較すると1/5~1/3程度です。
毎月届くのは、Z会のノウハウがつまったわかりやすいテキスト。ロボットをつくりっぱなしにしない学習システムが確立されているので、自宅でも安心して効果的なレゴプログラミング学習に取り組めます。
Z会のプログラミング講座について、当ブログ内には以下の記事もありますので、合わせて読んでいただけたら嬉しいです。
家庭学習|アフレルのテキスト付セット
レゴプログラミングキットには、家庭学習向けのセットもあります。
自宅でじっくり学ばせたい、でも基本セットだけでは遊んで終わり!になりそうだな…といった場合に、こうしたテキスト同梱型のセットがオススメです。
Afrel(アフレル)というレゴエデュケーションの正規代理店は「for home」シリーズとしてオリジナルのワークブックや楽手を盛り上げるイラストシートなどをセットにしたものを一般向けに販売しています。保護者用サポートガイドがつくので、家庭学習の強い味方になるのではないかな、と思います。
費用
以下は、アフレルの「レゴ WeDo2.0 for home by アフレル」の費用です。
ロボットキット代(テキスト込) | 38,280円 |
【初期費用合計】 | 38,280円 |
【月額費用合計】 | 0円 |
費用がかかるのは購入時のみ!アフレルオリジナルの6種類のロボットが制作できる6冊のワークブックが付属します。もしこの6冊を1年間かけて学んだとすれば、月額費用に換算すると3000円ほどですね。
WeDoに付属のソフトウエア内には30以上のロボット学習が含まれているので、アフレルのワークブックで学んだあとはそうしたプロジェクトに挑戦して学びを続けることもできます。
そもそもレゴは夢中になって遊んでいるうちにどんどんアイデアが出てきてさらに形を作って…と時間があっというまに過ぎていくもの。60分、90分、と時間を区切らず、好きなだけ取り組める家庭学習こそがレゴの「遊びながら学ぶ」「作りながら学ぶ」をより深く実践できる場かもしれませんね!
まとめ
レゴのプログラミングキットには小学校低学年向けの「WeDo2.0」、小学校中学年以降向けの「SPIKEプライム」、本格的なロボティックスを学べる「マインドストームEV3」の3種類があります。
このうちマインドストームは廃盤予定となっているので、これから学ぶ場合は「WeDo2.0」か「SPIKEプライム」のどちらかから選ぶことになります。
学ぶ場所は、プログラミング教室、通信教育、家庭学習など、色々な選択肢があります。
学習にかかる費用は、高い順に「教室受講>通信教育>家庭学習」となっています。
どのように学びたいか、どのくらい費用をかけて学びたいか、ご家庭の事情に合わせて選べるのはレゴプログラミングならではです。
ぜひ公式サイトや当ブログ内の関連記事などを参考にベストな方法を選んでくださいね!
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