こんにちは『プログラミングの王子様』編集部です!
2020年に小学校でのプログラミング教育が必修化されて、今注目をあびている習い事といえばプログラミング。ロボット教室や塾でのプログラミングコースなど、選択肢は増えましたね。
自宅でできる小学生向けのプログラミング教材ってあるの?
自宅でプログラミング、独学は難しいのかな…
プログラミング講座、通信講座とオンラインだったらどっちがいいんだろう。
この記事では、まず、自宅でプログラミング学習をする場合に検討すべき4つの方法について解説します。
つぎに、それぞれの方法からおすすめの教材・教室についてご紹介します。
それでは、「おうち学習」にプログラミングを取り入れたい方の疑問を解決していきましょう~!
小学生のプログラミング学習―自宅で取り組める4つの方法
小学生が自宅でプログラミングを学ぶには、主に以下の4つの方法があります。
- 無料アプリ+本・WEB
- 教材キット購入+付属の無料アプリ
- Z会や進研ゼミなどの通信教育
- プログラミング教室系のオンライン講座
それぞれどのような特徴があるのか、見ていきましょう。
無料アプリ+本・WEB
小学校のプログラミング学習で使われているビジュアルプログラミング言語の中には、無料で使えるものが色々あります。有名な所で言うとScratch(スクラッチ)。低学年にはViscuit(ビスケット)など。
スマートフォンやタブレット端末上で動くものがあるので、子供にノートパソコンを与えるのはまだ早いかな、とお考えの場合や、なるべく費用を抑えてプログラミング体験をさせたい、といった場合にオススメの方法です。
Scratchは書籍も多く出ていて、学習する年齢に合わせて選べます。NHKのEテレでも番組があり、その番組を見ながら手元のScratchで再現する、というような学び方もできます。
Viscuitは言語っぽさを感じない簡単な作りなので、直感で操作でき、低学年からゲームやアニメーションづくりを楽しめます。条件分岐など複雑な命令は作れませんが、こうしたい!どうすればいいかな?やってみよう…なんか違う??じゃあこうしてみよう、というプログラミング的思考は十分に鍛えられると思います。
教材キット購入+付属の無料アプリ
小学校で使われる教材で、市販されているものもあります。人気なのは、ロボットタイプ。これらロボットプログラミング学習キットの多くは、専用のアプリが用意されているので、ロボットを制作し、アプリで動きをプログラミングする、という学習が自宅でも可能です。
LegoのWeDo、SPIKEプライム、BOOST、ソニー・グローバルエデュケーションのKOOV、など、ブロック系が人気ですね。
ブロック遊びが好き、自宅で思う存分制作活動して欲しい、楽しく遊ぶ感覚で学習をして欲しい、といった場合にオススメの方法です。
Z会や進研ゼミなどの通信教育
通信教育大手のZ会や進研ゼミもプログラミング教育分野に参入しています。
基本的には1年間で完結する、月1ペースで課題が出されるタイプの学習方法です。
時間をかけてじっくり取り組ませたい、しっかりしたカリキュラムで学ばせたい、家庭学習の習慣づけをしたい、自由な時間に学習したい、といった方にオススメの方法です。
プログラミング教室系のオンライン講座
プログラミング教室を主宰しているところが、オンライン講座を開いているパターンです。LITALICOワンダー、Tech Kids、CodeCampKIDS、D-SCHOOLオンライン、プログラミングキッズ、など。
教室に通わせたいけれど近くにない、決まった時間に学習させたい、本格的なプログラミングを学ばせたい、といった方にオススメの方法です。
新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、オンライン講座を始める教室が増えています。定員に空きがなくて入れなかった近くのプログラミング教室で学べるチャンスがあるかもしれないので、確認してみてくださいね。
子供の将来が心配な方へ
子供にプログラミングを学ばせてあげたいけど、どうしたら良いのかわからない...そんな方も多いと思いますが、朗報です!
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無料アプリ:Scratch(スクラッチ)
自宅で手軽にプログラミングを始めたい、独学してみたい、という場合にオススメなのがScratch(スクラッチ)です。
Scratchは、マサチューセッツ工科大学メディアラボで開発されたビジュアルプログラミング言語*。ブロックをドラッグ&ドロップで組み立てるだけ、というシンプルな操作で楽しくプログラミングを学べるので、多くの小学校やプログラミング教室で取り入れられています。
*ビジュアルプログラミング言語=アルファベットを打ち込む(コードを記述する)のではなく、ブロック状になっている命令などを並べていくような、単純な操作でプログラミングできる言語。
Scratchで何ができるかというと、Scratch上の絵を動かすことができます。〇〇が△△になったら□□を☆☆まで◇◇する、というような指示をプログラミングできるので、アニメーションや絵本、ゲームなどをつくることができます。
また、Scratchオンラインコミュニティで世界中の人に自分の作品を共有することができます。他の人が作ったアニメーションを見たり、ゲームで遊んだりすることもできます。こんなことできるんだ、自分でもやってみたい、と刺激を受けて、主体的に次の作品作りに取り組むモチベーションUPにつながりそうです!
自宅で気軽に!無料で使えます
そしてこのScratch、なんと無料で公開されています。
パソコンやタブレット、インターネット接続環境があれば、Scratchのサイトを開くだけでブラウザからプログラミングに取り組むことができます。これはお手軽!子供が興味を示したタイミングで「ちょっとやってみようか」と始められますね。
小学生向けコンテンツあります
Scratchは学習に取り入れている機関やユーザー数が多いので、独学ですすめていくためのサポートとなる情報がたくさんあります。
まず、公式でのチュートリアル。トップページから「作ってみよう」に進むと、プログラミングをする画面上にチュートリアルが表示されます。チュートリアル動画を見終わったらそのまますぐにキャラクターを動かしたり音をだしたり、プログラミングをはじめることができます。
書籍も色々出ています。Scratchのバージョンアップによって操作性など変更されているので、新しく出版されたものを参照するのがよいかと思います。『小学生からはじめるわくわくプログラミング2 Scratch 3.0版』は小学3年生~を対象としていて、学校の教科に対応した作品作りをしながら理解を深めていく内容になっています。低学年の場合は『できるキッズ 子どもと学ぶ Scratch3 プログラミング入門』がおすすめです。こちらはゲームをメインに楽しく遊びながら学べる内容となっています。
テレビ番組もあります。Eテレの『Why!?プログラミング』ではScratchを用いたプログラミングの動きがおかしい部分を直していく、というストーリーで、プログラミング的思考を身につけられるように作られています。Web上で過去の放送を見られるのは嬉しいですね!
NHK にはプログラミング学習に特化したウェブサイト「ワイワイプログラミング」もあり、ここではScratchの作品募集などもしています。Scratchに慣れてきたらチャレンジしてみるのもよいですね。作品がNHKで放映されるチャンスと思うと子供もはりきっちゃうかも⁉
Scratchはこんな方におすすめ
- 小学校のプログラミング教育を先取りしたい
- コストを最小限に抑えたい
- プログラミング初心者の親でも教えられる難易度がいい
- 作品をシェアしたり、他の人が作った作品を見たりと、交流したい
- 上達したら、複雑なプログラムまで発展させたい
Scratchがちょっと難しいな、と感じたら、5-7歳向けに開発されたScratchJrを試してみてください。
書籍やウェブサイト、テレビ番組などを上手に使って、楽しく学習がすすめられるといいですね!
教材キット:レゴ® WeDo 2.0
今注目のロボットプログラミングに挑戦してみたい、という方におすすめなのが「レゴ® WeDo 2.0」です。
WeDoは「ウィードゥー」と読みます♪
「レゴ® WeDo 2.0」は文科省の教材情報にものっているように、色々な小学校でプログラミング教材として使われています。レゴでロボットを組み立て、専用のアプリを使ってロボットの動きをプログラミングする、という流れで学習をすすめていきます。自分の組み立てたレゴを動かせるなんて、子供の頃の夢が、今なら叶うのですね…(遠い目)
40時間分の授業を自宅で
ブロックで作った作品を動かすプログラミングは、無料で提供されているアプリで行います。
そもそもWeDoは小学校で導入することを前提に開発されているので、アプリには40時間分の授業が行えるプロジェクトが含まれています。アプリに添ってWeDoで遊んでいたら、いつのまにかプログラミングを学べている!という、なんとも嬉しい教材なのです。
また、学校での学習を想定しているので、理科や算数、社会、総合の授業で活用できるようなトピックも収録されています。プログラミング以外の教科についても学びを深められるなんて頼もしい教材ですね。
片づけ&保管しやすい
WeDoは小学校で管理がしやすいように、プラスチック製の丈夫なおかたづけケースがついています。
このケースが中々優秀。単に丈夫だと言うだけでなく、ブロックパーツを分類しながら収納できるようになっています。おかたづけの習慣がつけられますし、しっかり片づければ次回使うときにパーツ探しもらっくらく。効率的にブロックの組み立てが進められます。
探しているパーツがない!もういい!やめた!となりがちな子供には本当にありがたいケースなのです。
レゴ®WeDo 2.0はこんな方におすすめ
- 子供がブロックやロボット好き
- 楽しみながら学ばせたい
- 理科などの科目も学習させたい
ロボットを組み立てる、というと難しそうですが、アプリに表示されたとおりに組んでいけばできあがるロボットレシピなどもあるので、子供一人でも学習を進めることができます。特に普段からレゴブロックで遊んでいる場合は、抵抗感なくプログラミング学習を始めることができそうですね!
通信教育:Z会プログラミング講座
通信教育にも様々なプログラミング講座があります。
Z会では、Z会の学習ノウハウを生かした通信講座が3コースあります。子供に合わせて選べるのは嬉しいですね。
どのコースも毎月テキストが送られてきて、1年間で完結する構成なので、コツコツ学習を進めていきたい方におすすめです。
また、Z会のプログラミング講座はプログラミング技術の習得というよりは、プログラミング学習を通じてこれからの社会を生きていくのに必要な力(問題解決能力、知識活用力、思考力、など)を育てることを目的としているので、そのあたりが家庭の教育方針と合致する場合にはぴったりなカリキュラムだと思います。
当ブログ内にはZ会のプログラミング講座について詳しく解説している記事もあるので、合わせて読んでいただけると嬉しいです。
3つの講座について、それぞれご紹介します。
Z会プログラミング講座(みらい)
「Z会プログラミング講座 みらい with ソニー・グローバルエデュケーション」は、2020年に始まりました。新しい講座なので、従来のプログラミング学習と差異化をはかっているのか、プログラミングの習得ではなく、もっと広く総合的な学習に力が入れられています。学校の教科を超えたワーク、そこで学んだことを土台に問題解決していく、その問題解決のツールとしてブロック型ロボットプログラミングキットを活用する、というイメージです。
使われるロボットプログラミング学習キットはソニー・グローバルエデュケーションの「KOOV®」です☆
毎月テキストが送られてきて、12か月で終了するコースですが、レベルが3つ用意されているので、最長3年間学習を続けられます。Z会によれば、その先の発展的なカリキュラムについても検討中とのことなので、より長く学べる可能性があります。低学年の内からスタートしてじっくり学習を進めたい方、学校の教科にも通じる学びを求めている方、におすすめです。教材(KOOV)がめちゃカワなので、見た目重視な方も大満足の講座です!
Z会プログラミング講座(LEGO®)
「Z会プログラミング講座 with LEGO® Education」はレゴ®の教材を主体としたプログラミング講座です。
基礎編、標準編、と最長2年間学ぶことができますが、使う教材がそれぞれ違うので、コスト高ではあります。レゴ大好きファミリーにはレゴ作品をたくさん制作できる夢のようなコースです。
基礎編はWeDo2.0、標準編はSPIKE プライムセットを使います☆
この講座ではまずブロックでロボット制作に取り組んでから、動きをアプリでプログラミング、ワークブックで知識を定着、という流れで学んでいきます。最初にロボットを作るので、制作意欲の強い子やブロック大好きな子に最適です。
レゴ系プログラミングは教室に通うと月謝が高額ですが、Z会なら5千~6千円程度で受講できます。自宅での学習なので、都合のいい時間にまとめて取り組んだり、少しずつ取り組んだりできるのも良いですよね。
Z会プログラミング講座(Scratch)
「Z会プログラミング講座 with Scratch」はパソコンやタブレット上でプログラミングを学ぶ講座です。ブロックなどの教材キットが必要ないので気軽に始められるところがポイントです。
Scratchについては前述の通りなのですが、独学するには保護者のサポートが難しい、という場合には、こうした通信講座で学ぶのも選択肢のひとつだと思います。保護者用のハンドブックもつくので、一緒に学ぶぞ!という姿勢で臨むのもよいですね。
どういった学習内容かというと、ワークブックに取り組みながら2次元で画像を動かしていきます。お絵かきが好きな子、自分でゲームを作ってみたい子、にオススメの講座です。
Z会のプログラミング講座はこんな方におすすめ
- カリキュラムに沿って、体系的に学習したい
- 子供ひとりでも取り組める内容がいい
- 家庭学習の習慣づけをしたい
- 算数・理科・社会・英語など、他教科にもアプローチしたい
- 実践的なプログラミングより「プログラミング的思考」の育成に重きをおきたい
毎月送られてくる教材に計画的に取り組む、そういう家庭学習習慣をつけたい方は通信講座がオススメです。おうち時間の有効活用にもなりますね。
オンライン教室:プログラミングキッズ
パソコン、またはタブレットがあれば、どこでも専門家の指導が受けられるのがオンラインプログラミング教室の魅力。先生に気軽に質問できたり、本格的に学べたり、というのが嬉しいポイントです。
ここでは小学生向けプログラミング教室のプログラミングキッズについてご紹介します。
先生は技術者!プログラミングの専門家
プログラミングキッズでは、現役のシステムエンジニアやプログラマーなどの専門家が講師を担当してくれます。運営もIT企業。1クラス6名の少人数制双方向授業で充実した学習時間を過ごせます。子供がプログラミングに興味を持って専門的な質問など出てきたときにも、しっかりフォローしてもらえるのは心強いですね。
授業レベルは初心者向けからプログラマーを目指す実践コースまで。本格的なプログラミング学習をしつつ、PCの基本操作や情報リテラシー教育、タイピング学習からイノベーション教育まで網羅しています。学校や塾の先生とはまた違った雰囲気のIT技術者から学ぶことで、子供の世界が広がって、将来の選択肢も増えるかな、と期待してしまいます。
自宅にいながらリアルタイム授業
プログラミングキッズの授業は決まった時間に学習するスタイル。オンライン授業なら定期的にプログラミングに取り組む習慣をつけられていいですよね。
自宅学習で難しいのは学習時間の管理ですが、リアルタイムの授業なので教室に通うのと同じ感覚で取り組めます。学習状況を先生に見ていただけるのは心強いし、先生の存在のおかげで、子供も習い事をしているという意識を持つことができます。遊びの延長ではなくしっかり学べる、学習効果が高い時間を過ごせる、そういう方にピッタリなオンラインプログラミング教室です。
プログラミングキッズはこんな方におすすめ
- 自宅にいながら、専門家の指導を受けたい
- 分からないところは、直接質問したい
- 本格的なプログラミング知識を身につけたい
プログラミングキッズを運営している企業は中学生・高校生向けのプログラミング教室、コードオブジーニアスも展開しています。小学生でも編入可能なので、高い目標をもって学び続けられますね。できる子のできる部分をどんどん伸ばす教育、素晴らしいです!
当ブログ内の記事、【小学生の習い事で1番人気】プログラミング教室のメリット・デメリットを解説では小学生向けプログラミング教室について解説しているので、合わせて読んでいただけると嬉しいです。
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