こんにちは、『プログラミングの王子様』編集部です。
小学校でプログラミングが必修化されたことをきっかけに、プログラミング教室やプログラミング学習に興味を持った方も多いのではないでしょうか。
あのZ会がプログラミング講座をやってるの?
うちの子にどうかしら?
ここでは最近話題のZ会が行っているプログラミング通信講座について解説していきたいと思います。
口コミのまとめもあるので、受講を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね!
Z会のプログラミング学習とは?
Z会といえば、大学受験対策の通信教育!というイメージを持っている方が多いかもしれません。
でも実は、今のZ会は、幼児から社会人まで、幅広い年齢層を対象に様々な教育サービスを提供しています。
そんなZ会の学習ノウハウを活かしたプログラミング講座が【Z会のプログラミング学習】です。
Z会プログラミング講座の特徴:思考力を育てる通信講座
Z会では、小学生を対象に、プログラミングを学ぶことができる講座をシリーズ展開しています。
Z会いわく、このプログラミングシリーズでは、プログラミングをベースに「どの時代にも通用する底力を身に着ける」ことを目指しているそうです。
具体的な特徴としては、以下の4点をあげています。
- 自宅だから安心・安全(通信講座)
- 子供ひとりでも楽しく取り組める
- プログラミング技術より知識活用力を重視した学習
- 小学校での学びにつながる学習内容
プログラミングが最終目的なのではなく、プログラミングを通じて知識を活用したり、問題を解決したり、学校での勉強に役立てたり、というところを目指しているのは、さすがZ会!という感じがします。
子供にあわせて選べる3つの講座:KOOV、Lego、Scratch
Z会のプログラミング学習には以下3つの講座があります。「with LEGO」には基礎編と標準編があります。
- (小1~3)みらい with ソニー・グローバルエデュケーション
- (小1~4)with LEGO® Education 基礎編
- (小3~ )with LEGO® Education 標準編
- (小1~ )with Scratch
()内はZ会が推奨している対象学年です。
「みらい with ソニー」と「with LEGO」はブロックを使用したロボット・プログラミングです。手で組み立てたブロックをプログラミングで動かす、というのが基本的な学習イメージです。ブロックキットの購入が必要となります。
「with Scratch」はScratch(スクラッチ)というビジュアル言語を使って、タブレットやPC上でゲームやアニメーションを作って動かします。実態のあるロボットやブロックは使いませんが、想像力のおもむくままに自分の世界を描くことができます。
いずれのコースもプログラミングを行うためにはタブレットやパソコンとインターネット接続環境が必要となります。詳細はZ会の対応端末・推奨環境ページで確認できます。
LEGOプログラミングについては当ブログ内にも「【小学生向け】自宅でできるレゴプログラミングの魅力とは?」といった記事があります。
子供の将来が心配な方へ
子供にプログラミングを学ばせてあげたいけど、どうしたら良いのかわからない...そんな方も多いと思いますが、朗報です!
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Z会のプログラミング講座3種の比較と料金まとめ
Z会では、子供に合わせて選べる3つの講座があります。
いずれも小学校でやっているプログラミング学習によりそった内容なので、小学校でのプログラミング必修化にともなって家庭学習でもプログラミングを取り入れたい方にぴったりだと思います。
教室に通うと高額なロボットプログラミング教育も、Z会ならお手頃価格で学べるのも嬉しいですね!
Z会プログラミング講座 みらい with ソニー・グローバルエデュケーション
「Z会プログラミング講座 みらい with ソニー・グローバルエデュケーション」は、推奨学年が小学1~3年生となっています。
この講座は、Z会オリジナルの紙のテキストと、プログラミング教材を組み合わせたカリキュラムになっています。
テキストはストーリー仕立てで、登場するキャラクターに相談されたことについて、国語、算数、理科、社会、英語など教科を超えた様々な角度から考えを深めていく、という構成になっています。
プログラミング教材にはKOOVが採用されています。KOOVはソニー・グローバルエデュケーションが開発したロボット・プログラミング学習キットで、そのブロックはカラフルで半透明。みているだけでウキウキするような教材です。
取り組むテーマは1か月に1つ。
学習の流れとしては、まずワークでその月のテーマについて考えます(約30分)。ワークは紙の上での勉強なので、子供にとっては馴染みがあって取り組みやすいでしょう。
続いて、KOOVを組み立て、プログラムで動かします(約180分)。プログラムといっても命令(コマンド)などをパズルのように組み合わせるビジュアル系の言語なのでゲーム感覚でこなせると思います。
最後に、ワークで学んだこととKOOVで動かしたプログラミングとを合わせて、課題(キャラクターに相談されたこと)を解決します(約30分)。作った作品は全国の会員と共有できます。発表の場があることで完成までがんばれますし、他の会員の作品を見ることで新たなアイデアが生まれるなど、発展につながる場ですね。
このように、1か月あたりの学習時間は約4時間という設定になっているので、毎週1時間づつ、または土日にまとめてなど、状況に合わせて取り組むことが可能です。
カリキュラムは、月に1回、全12回(1年間)がワンクールとなっていて、それがスタンダード1、スタンダード2、スタンダード3、の3段階(3年分)準備されています。先のレベルを終了していないと次に進めないので、いきなりスタンダード3からスタートということはできません。
具体的な課題(タイトル+つくるロボット)や学習の領域(教科別)などはZ会のサイトで公開されているので、見てみるとイメージが全体の学習イメージがつかめると思います。
他の二つの講座と異なり、こちらの講座は最長3年間受講が可能なので、低学年からスタートし、じっくり学習していきたい方におススメです。また、さまざまな教科に関連した学習が可能なので、一般的な学習塾に通うのはまだ早いけれど家庭学習の習慣づけをしたい、という場合にもぴったりです。
Z会プログラミング講座 みらい with ソニー・グローバルエデュケーション >
Z会プログラミング講座 with LEGO® Education
「Z会プログラミング講座 with LEGO® Education」は、基礎編と標準編があり、推奨学年は基礎編が小学1~4年生、標準編が小学3年生以上、となっています。
この講座では、レゴ®ブロックを使ったロボット制作やプログラミングをとおして、算数や理科の概念を深く、実感を伴いながら学ぶことができます。
基礎編は「WeDo2.0 基本セット」、標準編は「SPIKE プライムセット」というキットの購入が最初に必要となります。
レゴブロックのほか、モーターやセンサーがセットになっています。プログラミングと連動する専用のものなので、他のレゴブロックで代用することはできません。
学習の流れは、まず実際にブロックでロボットを組み立てます。
次に、ワークブックを見ながらプログラミングをおこない、ロボットを動かしてみます。
さらに、ワークブックに添って、ロボットの動きに工夫を加えます。
最後に、ドリル形式で学習内容を振り返り、学んだことを定着させます。
ブロックを触りたい!とにかく組み立てたい!と気持ちが先行しがちな子供の心理をうまく使った流れになっていますね。とりあえず組み立てる。そこから改良する。つくりっぱなしではなく、何を学んだか振り返ってちゃんと定着させてから次の課題へ、という部分もしっかり「学習」する内容になっていると思います。
ひとつのテーマは90~150分で学習するように想定されていて、1か月に2テーマあるので、1か月の学習時間は3~8時間程度。時間があるときにまとめて集中して学習するもよし、細かいステップでコツコツ取り組むもよし、と、色々なパターンで学習しやすいように構成されています。他の習い事があるので余裕がある日に、週末パパが勉強を見てくれるからそのときに、など、家庭の事情に合わせて学習できるのは通信教育ならではですね!
基礎編、標準編、それぞれ全12回(1年間)のカリキュラムで、基礎編をやらずに標準編からスタートすることが可能です。既にレゴで遊び倒している、ちょっと難しいことの方が燃える、という子は標準編からチャレンジするといいかもしれません。
具体的なカリキュラムの内容(作るロボットや直接結びつく学校での教科学習分野など)は、Z会のオフィシャルサイトで確認できます。
Z会プログラミング講座 with Scratch
「Z会プログラミング講座 with Scratch」は、タブレット(あるいはPC)1台で気軽に始められ、推奨学年は小学1~、となっています。
この講座では、Scratch(スクラッチ)*というビジュアルプログラミング言語をつかって、ゲームやアニメーションをプログラミングすることで、創造性と、課題発見・解決力を養っていきます。
*Scratch=マサチューセッツ工科大学メディアラボが開発したビジュアルプログラミング言語。ドラッグ&ドロップでブロックを繋げることで、プログラムを組み立てることが可能。小学校をはじめとする多くの教育現場で採用されています。
学習の流れは、まず、テキストにそってプログラミングのスキルを身につけます。全部がタブレット上、となると画面の切り替えなど難しいですが、テキストを見ながらプログラムの動きを確認できるので、子供一人でも進めやすくなっていて嬉しいですね!
次に、その身につけたスキルをもとに、自分のアイデアで自由に作品をつくります。思ったように動かないなどつまづいたときには一緒に悩むもよし、さらっとサポートするもよし。保護者用のガイドブックはプログラミング初心者のママ&パパの強い味方なのです。
最後に、その作品をZ会のスタジオ(コミュニティ)にあげます。ここでは他の会員の作品を見たり、コメントをしたりすることができます。これはいわばSNSデビュー。コメントくるかな、と楽しみにしたり、この作品すごいね!と拍手を送ったり。ネットコミュニケーションを学ぶよい機会でもあるかと思います。
カリキュラムは全12回の1年間。前半はアニメーションやゲームなどエンタメ色が強く楽しめる内容、後半は身近な人の訳に立つ作品づくり、最後には家族や地域の役に立つ作品を目指して、ヒアリングしたり調べたりというチャレンジングな内容になっています。役に立つ作品は、そのまま夏休みの自由研究に使えるかも!と期待が膨らみます。
具体的な課題タイトルなどは、Z会のオフィシャルサイトで確認できます。
Z会プログラミング講座 with Scratch
Z会プログラミング講座の料金は?
プログラミング教室って高いイメージがありませんか?特にロボット系、ブロック系は高価格帯のことが多いですよね。
Z会のプログラミング講座は通信教育なので、月々の受講料は3000円弱~6000円台とお手頃感があります。
講座開始時に教材費を購入しなければならなかったり、現在タブレットやPCがない場合それらの準備が必要なので初期費用はかかります。けれども家電量販店などでWeDoを購入する場合3-4万円、SPIKEプライムは6万円台、KOOVアドバンスは5万円台なので、Z会のキット価格は市販価格と比較するとだいぶ割引がきいています(3-5割引!)。
Z会では受講者を対象にiPadの特別価格販売などもしています!
それでは、3つの講座の具体的な費用についてみていきましょう。
価格は税込表示です!
Z会プログラミング講座 みらい with ソニー・グローバルエデュケーション
コース | 月額 | 教材費 |
---|---|---|
スタンダード1 | 5,280円 | 24,970円 |
スタンダード2・3 | 6,600円 | ー |
スタンダード1を開始するときに、KOOV®アドバンスキットを購入し、スタンダード3まで3年間使用できます。
Z会プログラミング講座 with LEGO® Education
コース | 月額 | 教材費 |
---|---|---|
基礎編 | 5,500円/月 | 2,2000円 |
標準編 | 6,160円/月 | 44,000円 |
Z会プログラミング講座 with Scratch
月額 |
---|
3,506円/月 |
いずれも2021年3月時点の料金です。
時期により変更する可能性があるので、詳細は公式HPをご確認ください。
Z会のプログラミング講座の良い口コミまとめ
教材キットが魅力的!子供が自発的に取り組む
「Z会プログラミング講座 みらい with ソニー・グローバルエデュケーション」と「Z会プログラミング講座 with LEGO® Education」では、ロボットを組み立てて動かすロボットプログラミング教育を行っています。
中でもレゴの教材は子供に大人気!次々とアイデアがうかんで、どんどん形にしてしまうあの魅力…子供と一緒に楽しむ大人も続出のようです。
しかも自分が組み立てたレゴが、プログラムで動かせるとなると・・・夢のようですね。
「早起きして着替えもせず、プログラミングをしている!」
「2時間位平気で遊んでいる」
なんてお子さんもいるほど。
子供が集中して作業している姿は、見ていると嬉しくなりますよね。
教材キットはZ会以外でも市販されていますが、その市販価格より大幅割引で購入できて、講座終了後も使い続けられるので、その点のコスパもよいですね。
コロナで増えたおうち時間にピッタリ
コロナ禍にあって、子供達も家で過ごす時間が増えました。持て余した時間はグダグダ過ごすだけ、YouTubeやswitchにどっぷりでどうしよう…と悩む保護者も増加したとかしないとか。
「教材のおかげで時間が有効活用できている」
「本人にとっては遊び、でも実は学習しているってすごい」
「送り迎えがいらなくて感染リスクもなくて、通信にしてよかった」
今の時代に通信教育のプログラミング学習はぴったりなのかもしれません。
通信講座なのに無料体験できる
プログラミング教室では当たり前のように無料体験できますが、通常、通信講座に「お試し」はありません。
けれどもZ会のプログラミング講座では、体験サイトが用意されているものもあります。
「子供が興味を持つかどうか試してから受講を決めました」
「うちの子には難しそうと思ったけれど体験サイトを楽しむ姿に背中を押された」
ブロックのキットが必要な講座は初期費用がかかるので、中々思いきれないかもしれません。是非体験サイトで子供の反応を確かめてみてください!
Scratchについては、タブレット、PC、スマートフォンなどで動き、無料で公開されているので、気軽に試すことができます。Z会でも「ちょこっと体験」できるようなミニプログラムを用意しています。
Z会のプログラミング講座のイマイチな口コミまとめ
親のサポートが必要
「自分はプログラミングがわからないので子供任せにしていたら教材がいつのまにかたまってた」
「あんなにやりたいやりたいいっていたのにやらないし」
「教材で遊んでばっかりでワークに取り組まない!」
始めのうちは教材の目新しさで食いついてくる子もその食いつきが1年間続くというと…難しい場合もあるようです。
Z会のカリキュラムの素晴らしさはオリジナルテキストと教材の相乗効果にありますが、子供がひとりでバランスよく両方に取り組むかというと、そこはやはり大人の声掛けや見守りが必要なことも。
先生に丸投げできる教室ではなく自学自習の通信教育なので、特に低学年の間は大人のサポートが必要とされる場面も多いでしょう。
慣れてくれば自主的に取り組んでくれる可能性が高いので、様子を見ながら学習を進められるといいですね。
「with Scratch」のコースには、保護者用ガイドがつくので、それを読みながら一緒に学ぶ、という気持ちでのぞむのも一策です。
初期費用が高い
プログラミング教室やロボット教室と比較して、1年間にかかるトータルな費用を考えると、決して高価な学習方法ではないのですが、「高い!」「初期費用がかかりすぎ!」「軽い気持ちで始めるのは無理ー」という口コミはよく目にします。
けれどもブロックのキットはZ会特別価格になっているので、個人的に購入するよりは実はお手頃価格です。キャンペーンなどもうまく利用してお得に始められるといいですね。
「みらい with ソニー・グローバルエデュケーション」に関しては、最初に購入したキットを最長3年間使用できるので、月割りで考えると700円弱です。普段の遊びでも活躍すると思えば、十分元がとれるのではないでしょうか。
どの講座がいいのか決めかねる
「Z会でプログラミングをやらせてみたいけど結局どれがいいのかわからない」
「資料を取り寄せてみたけれど迷うー!」
3つの講座が用意されていて子供に合わせて選べるZ会のプログラミング講座ですが、選べるからこその悩みというのがありますよね。
Z会のFAQでは「子供の興味に合わせて選ぶ」ように回答されていますが、それがわからないから悩むのです。
ざっくりですが、教科に関係なくお勉強全般が好きな子には「みらい」、モノづくりが好きな理系タイプには「with LEGO」、想像力豊かで絵本やお絵かきが好きな子には「with Scratch」…という選び方はいかがでしょうか。
あるいは、WeDoを取り入れている学校、Scratchを使っている学校など、学校によってプログラミング学習で使用する教材は色々ありますので、通っている学校で使われている教材に合わせて選ぶ、という方法もあるかと思います。
Z会のプログラミング講座はこんな人におすすめ
ここまでZ会のプログラミング講座について、内容や料金、口コミなどを見てきました。
ただプログラミングを学ぶ、というだけでなく、子供の知識活用力や問題解決能力を伸ばすカリキュラムは、長年「子供の学び」と向き合ってきたZ会ならではのものだと思います。
そんなZ会のプログラミング講座、以下のような方にオススメです。
- おうち時間を生かしてプログラミング学習をしたい
- 近所にプログラミング教室がないから家で学ばせたい
- 低コストでロボットプログラミング教育を始めたい
- プログラミングだけでなく学校の勉強にもつながる講座がいい
- 家族も一緒に学んだりサポートしたりできる
- 子供がレゴ好き!
この記事を読んでZ会のプログラミング講座に興味をもった方、もう少し詳しく知りたい方、実際のテキストや教材の雰囲気を知りたい方は、ぜひ資料請求してみてください。資料は無料です。資料を見れば、学習のイメージがよりふくらみますよ!
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